花御所柿は、そのほとんどが「鳥取県八頭町」で生産されている、非常に珍しい柿です。糖度は20度以上にもなり、甘柿の中でも最高といわれています。 花御所柿の出荷は11月中旬から始まり12月中旬まで続きます。柿シーズンの最後にできる柿です
鳥取ではズワイガニのうち、成長した雄を「松葉ガニ」と呼び、ぎっしりと詰まった身が特徴で、上品な旨味が楽しめる山陰を代表する冬の味覚です。 鳥取県はカニの水揚量、消費量ともに日本一であることを全国にPRするため、秋冬のカニシーズンには、県名を「鳥取県」から「蟹取県」へ改名しています。 松葉ガニ漁は11月6日から翌年3月20日まで行われます。当市場には雌のズワイガニ「親ガニ」と合わせて、鳥取港・兵庫県北部などから入荷します。
「二十世紀梨」は青梨の代表品種の1つで栽培量は全国一、鳥取県を代表する特産品として有名です。果皮は黄緑色。甘みの中にさわやかな酸味を持ち、やわらかな果肉は果汁を多く含んでいて食感に優れています。旬は8月頃から10月頃まで、9月頃が出荷の最盛期となります。 シーズン中は青果市場には県東部を中心に、県中部の東郷町・琴浦町などから大量の商品が入荷し、賑やかになります。
鳥取県は、全国トップクラスのらっきょうの生産地です。鳥取砂丘に隣接する、全国屈指の産地である鳥取市福部町の砂丘畑で栽培される「砂丘らっきょう」は毎年6月頃に入荷します。青果市場には、主に漬け込み用の茎と根を切り落した「洗いらっきょう」が数多く持ち込まれます。
全国トップクラスの生産量を誇る、鳥取県中部北栄町を中心に生産される「大栄スイカ」は100年以上前から栽培が続く、歴史のある特産品です。当市場には6月上旬より7月中旬頃まで連日多くの持込みが続き、全国各地に出荷されます。